その日のことは今でも本当によく覚えています。
とても晴れた日で、私はおいしい空気を吸いながら笑顔で家を出ました。
今日から大学生なのね・・・
そう思うととても胸が弾んだの。
今日の服はニットにマイクロミニのスカート、当時流行っていた網の大きな網タイツにサンダル。
しゃがんだら編みタイツ越しにパンツが見えてしまいそうな服装でした。
電車に乗り、おじさん達のいやらしい目線を掻い潜ってなんとか大学に到着。
どこに何があるかも全然分からなくて困っていると、男の先輩達の集団に遭遇。
彼らは大きな輪になり、座って雑談をしていたので、近くを歩くと先輩達が私のスカートの中を覗こうとしていたのが分かりました。
いやだ・・・先輩達まで・・・電車の中のおじさんみたいにスカート覗こうとしてる・・・
先輩達の目はいやらしく、獲物を狙っている野獣のような目つきでした。
新入生の女の子なら誰もがこの目線で見られてきたのでしょう。
女性の方、そんな経験あったでしょう?
私は顔を赤くしてスカートを押さえながらも先輩達の横を通り抜け、同じ新入生がいるところへ辿り着いた。
わぁ。。。いっぱいいる・・・
私はもっと困ってしまって、とりあえず周りを見渡したの。
そうしたら、今度は新入生の男の子達が・・・
あぁ・・・またいやらしい目で見てる・・・
みんなの目線は私のミニスカートの下の網タイツをはいた足に向けられていました。
そしてこの日思ったの。
男性って編みタイツが好きなのかしら?
学校に初めて行った日に思ったのはそんなことだったの。